20代の時に付き合っていた彼の話です。かれこれ25年以上前の話なのに、いまだにふと思い出してもやもやすることなので聞いてください。
彼の家に、彼の同僚とその彼女が遊びに来ていて、4人で一緒に夕食を食べていました。彼の家にはキジトラの猫ちゃんが2匹いまして、彼が拾ってきて飼っていました。
彼は語り合うというより、1人で語るほうが好きで(( ´∀` ) 10個も年上だったので、私に人生居ついて語りたいことがたくさんあったのでしょう。まだ純粋だった私は「えー そうなんだ(*´ω`*)」と素直に聞いていたものです。いま考えたら本当に面倒くさいことですよね。聞くだけで話を聞いてくれないのって。
ある日、彼の同僚とその彼女が彼の家に遊びに来ていて、夕飯を食べ終わったころ、キジトラの猫について語り始めました。「キジトラって、アメリカンショートヘアの柄がうまく出なくて血統書が付かなかった子たちなんだよね・・・。」
は・・・・? その場が一瞬凍り付きました。わたしもどうやってフォローしていいかわからず(*’▽’)彼以外の三人が「へーそうなんだ。」口をそろえて言いました。そんなバカな( ゚Д゚) いい年して、純粋な子供みたいなボケはやめて頂戴(笑) ちなみに彼は35歳でした。
キジトラ・・・キジトラは、すべての家猫のツールだといわれるほど長い歴史を持っています。現在の家猫の原型は、リビアヤマネコと言われています。リビアヤマネコが生息してい地域では、キジトラ柄は外敵から見つかりにくくリビアヤマネコのほとんどがキジトラ柄だったといわれています。
キジトラは野生ネコのDNAを強く持っているといわれています。そのため、性格はワイルドで警戒心が強く、初対面の人にはなかなかなつきません。運動神経抜群で、遊びが大好き。心を開けば甘えん坊に変身する傾向にあります。
アメリカンショートヘアー・・・アメリカにおける猫の祖先と言われるこの人気品種は、もともと年代にヨーロッパから持ち込まれたものです。アメリカンショートヘアーは、船内のネズミの数をコントロールするために船員が利用していたもので、今でも狩猟本能を垣間見ることができます。なによりも性格が愛情深く温和、好奇心旺盛で、どんな環境でも適応できる能力があります。
その時たぶん全員が、彼のことをアホだと思ったのですが、そこで誰も指摘はしませんでした。このブログを書くきっかけでちゃんと調べてみたら、すべての家猫のツールだというキジトラ猫さんたち、もしかしたらアメリカンショートヘアの遠い先祖でもあるかもしれませんが・・・。
ブリーダーさんのうちでアメショーになりきれなかったという話は絶対に違うということを調べられて心底すっきりしました(*’▽’) ただ柄が似ているというだけで繋がりがあると思ってしまったのでしょうね。柄は全然違うんだけど・・・。
アメリカンショートヘアも、キジトラも、どっちも可愛いですよね♪ 今はなかなかペットを飼えない状況なんですが、いつか絶対にかわいい子をお迎えしたいです。