今日は部活の送り迎えも、くもん送り迎えもない(*’▽’) やった~♪さっきもらった手作りクッキーとあったかいお茶でぬくぬくの午後を過ごそう♪♪♪
ゆったり気分で過ごしていた午後4時過ぎ。うちの長女が学校から帰るなり「ねぇ K神経内科!」と突然言うではありませんか! 神経内科!? えっ! いやな予感がしたんですよ( ゚Д゚) そこは神経内科なので、下校途中自転車で転んだのか、それとも頭が痛いとか!?「どうしたん!?」と私。
「うちの前で 知らない人に道を聞かれて K神経内科の場所を知りたいんだって。」
あ、な~んだ。 ほっとして外に出てみると、80代後半くらいのおばあさんでした。
「K内科がこの近くにあるって聞いたんだけど・・・。」
えっ ここから5キロは離れてるけど・・・。誰に聞いたんだろう( ;∀;)
そこから場所を説明してみたんだけど、全然話が通じなくて・・・。近くにある建物も全然通じないし、そこの大きい通りを右に行って・・・なんて言っても通じないし、この寒い中、ましてやこれから病院に行くほどの人を歩いて行かせられるわけもなく、タクシーを呼んだらどうでしょうかという話になったのですが「タクシー呼んでくださる?」なんて言ってるし( ;∀;)
タクシーをどこで待つのか!?うち・・・???なんてグルグル考えてしまって思わずいってしまいました。「あ~ もう送っていくので 車に乗ってください!!。」
それから約5キロ強の道のりを、見ず知らずのお年寄りを乗せてK内科まで行きました。私の車でいくことにも特に抵抗をしなかったし、これは誘拐ではないですよね(笑)
車のBGMはBTSのジミンちゃん、そして知らないおばあさんとわたし。「3キロ以上道なりに進んでください。」というナビがむなしく響いていました。3キロがこんなに長く感じるとは。
結局無事について、おばあさんを送っていくことができました( ;∀;) おばあさんとほとんど会話をすることも無かったのですが、人助けをした後はいい気分だなぁなんて調子のいいわたしでした。テレビに出てくるちょっとおせっかいな村人ってこういうかんじなのかぁ なんて思いながら帰路につきました。
長女が「え 帰りはタクシーなの!? おばあさんお金足りるかなぁ」なんて心配までしていたので、わたしの親切はまだまだ・・・と思いました。やっぱり純粋無垢な子供にはかなわないですね。
こういう状況の時、どこまでするのが正解だったのでしょうか。道だけを教えてあとは本人に任せるべきだったのか、一応タクシーだけを呼んでその場で待たせておいてもよかったのか。わざわざ送っていく必要はなかったのかもしれないし・・・。もっとスマートに親切にする方法はあったのかなぁとか、グルグル考えてしまいました。
家に帰った後、調べてしまいました。
「情けは人のためならず」ということわざがありますが、大阪大学大学院人間研究科のグループで、5.6歳の子供を対象に実験を行ったところ、誰かが親切にしている行為を見せた子供たちはまた人に対して親切にふるまうことが判ったそうです。他人に親切にすると、その様子を見ていた他の人から親切にされやすいことが明らかになったのです。これを「社会間接互恵性」というそうです。
つまり、今日の私の親切は家の子供たちが見ていたので、子供たちはいつか誰かに親切にしてくれるでしょう。という素敵な結論にたどり着きました(*’▽’)