スターバックスコーヒージャパンは6日、来年1月からストローの素材を紙から植物由来のバイオマスプラスチックに切り替えると発表ました。ストローを紙製に移行した20年以来5年ぶりに再開ですね。
同社の発表を受け、X(旧ツイッター)では「紙ストロー」がトレンド1位を獲得しております。
嬉しいような、いいの??っていう迷いの気持ちもあるような。「うれしい、紙ストロー嫌い、すぐにへなへなになる」など、今回の切り替えよかった(*^-^*) という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
バイオマスストローとは、植物由来の原料や素材で製造されたストローで、石油由来のプラスチックと比較して環境への負担が少なくSDGsに貢献するアイテムと注目されています。
特徴として、石油資源の節約やCO2が、植物の成長時に使用するCO2と同等または等しい量となるため、大気中の二酸化炭素の上昇を抑えることができます。
使用感は従来のプラスチックのストローと変わらず、長時間水につけておいてもふやけることはありません。
使用期限もありません。
プラスチックのストローがまた使えるようになってやったー(*’▽’) とだけ言ってはいられないということですね・・・。成分分解性とはいえ、完全に分解されるまでには環境によりますが、それなりの期間も要するし、原料となサトウキビやトウモロコシなどの非過食部分が利用されていますが、将来的に過食部分との需要と供給のバランスを保つことができるのか、なんといってもまだコストが高いので価格が高くなる可能性も出てくるでしょうし、バイオマスプラスチックのみでのリサイクルになるので、リサイクルの手間がかかるということも出てきますね。
メリットとしては、石油資源の削減、カーボンニュートラル(脱炭素)、環境への配慮(海洋プラスチックの問題など)
デメリットとしては、すべて分解するわけではない、コストが高い、熱に弱い、リサイクルが困難、原料不足、供給が追い付かない可能性も出てくるなど・・・。
でも本気で取り組んでいかなくてはならない問題ですので、その時にできることは協力していきたいと思います。リサイクルの仕分けくらいはできそうだし・・・。これからバイオマスプラスチックのストローを使うときには、プラスチックがまた使えるようになってありがたいなぁと思いながらいただきたいと思います。
デメリットのほうが多そうだと思ってしまったのは私だけではないはずです(; ・`д・´)
最後までお読みいただきありがとうございました。